【バーの雰囲気は何か違う】

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【バーの雰囲気は何か違う】

「家で飲むのと何か違うんだよね。」と言われる事は多い。もちろん、バーで働く身としましては、それが同じだったら困るし、お客様だってそれをわかった上での話題です。

暗めの照明、音楽、落ち着く雰囲気のお店作りだけで、お家とはだいぶ違うし、そう言った直接味に関わらない要素だって、人は何かを口にした時に違いを感じるものです。あと、当然手酌のお酒より人に注いでもらう方が美味しく感じるのも心情というものです。

カランとバーの扉を開けた時から、何かが変わるのかも知れませんね。

【氷一つにも技が出る】

テクニカル的に違う事としては、カクテルなどはバーテンダーは長い修行をしているので、当然としても、ご家庭でも簡単に作れる、ウィスキーのロックや水割り、ソーダ割などもそこに入れる氷によって大きく変わってしまいます。

バーでは氷屋さんから氷を仕入れるお店が大半でしょう。家庭では作れない気泡の入らないクリスタルクリアの透明な氷です。そしてそれをそれぞれのグラスや作るものに合わせて「割る」、「切る」、「磨く」。

コンビニに板氷が売っている所もあるので、これを100円ショップ等の安い包丁で叩くと意外と簡単に割れますが、慣れないと思わぬ怪我もあるので刃物の扱いには十分に気をつけてください。

【素敵な洋食器】

それに合わせて、バーには素敵なグラスや食器類があります。バーテンダーのセンスや好みによってそれぞれのバーでそれぞれの素敵なグラスが並びます。

ちょっと話が家に戻りますが、先日ふとしたきっかけで、長い事、憧れて欲しかったイギリスのテーカップを購入しました。

折角だから今時のネットでは買わず、高島屋のウエッジウッドショップに行き、一脚は昔から好きだった「フロレンティーン・ターコイズ」もう一脚は、その場での出会いで素敵なのを買いたいと思ってきました。結局であったのはワンダーラストという限定シリーズの「クリムゾン・オリエント」という赤いカップ。

早速、家で普段あまり淹れない紅茶をカップに注ぐと、素敵なカップに綺麗な紅茶が広がりなんとも言えない至福の時間を過ごす事が出来ました。

昔からある喫茶店などに行くとカウンターに色々なカップが並んでいて、自分のオーダーにどのカップが選ばれて運ばれてくるのか、ドキドキしながら待っているのも楽しみの一つですね。

Cafe&Bar Blue Reefでは、お客様同士の間を開けてご案内しております。

「日常の中にある非日常」である、バーのカウンターで今宵もお待ちしております。

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