【今年最初のブログとして。2024】

【今年最初のブログとして。2024】


ブログでのご挨拶、大変遅くなりました。

本年もよろしくお願い致します。


普段は月に2〜3くらいブログを更新出来たらと思いつつ、今月は2月になっても、これ!と言うテーマが出て来ておりません。


去年の秋ごろから漫画「キングダム」に熱中して、書く事をすっかり忘れてしまったのか。



日常生活で思った事、感じた事、疑問や発見など、「テーマ」が見つかると、割と1日2日で書けるのですが、「テーマ」に関しては、どのタイミングで降ってくるかわからない。


では、年が明けてからこの約50日ほど。何も感じなかったのか?そんな事はないはず。年始からの大地震、避難生活。去年から引き継いている、戦争や迫害。


身近な所では、お客様に初孫なんて、嬉しい声もあり。


多様な出来事から「テーマ」をピックアップするのだが、あまりに個人的な事、あまりに大きな問題も私の手には負えず、ある程度身近に感じられて、ある程度社会的な問題提起の様な「サイズ感」。そしてそこに、1つでも含蓄の効いた「気づき」が描ければと思いつつ。


今に至る。




【偉大な人達】


基本的に、あまり追いかけたりしないのだけど、少し意識をすると、世界には偉大な人達がいる。先日休みの日に、たまたまNetflixを見ていたら、去年の夏の終わりの「伝説の海辺スタジアムライブ」がリリースされていた。


偶然、私の生まれた年にデビューした彼らも、デビュー45年。色褪せる事の無い曲の数々と、デビューから、45年、歳を重ねたメンバー達。


45年間、変わらずステージの上で人々を熱狂させ続けてきたその目線には、何が見えているのだろう。何を見続けてきたのだろう。

誰もが1度は憧れるであろう、ステージの上のスーパースター。そのステージは沢山あって、スポーツや、将棋や、音楽や、映画や、色々や。


スーパースターの一挙手一投足に、人々は熱狂の飛沫をあげる。


画面に映る彼らの前で、何ひとつ勝てる事を持たず、手を伸ばして、もがく自分がいる。歌声も、歌詞も、旋律も、オーラも、1つも真似が出来ずに、テレビの前で口ずさんで、なりきる自分がいる。


世界中に偉大な人達は沢山いる。

でもそれは、私では無い。

沢山居るといっても、そのパーセンテージは、0.0001以下くらいだろうか。

そんな確率拾えるはずも無いのに、

1度その目線で見てみたいと思ってしまう。



「みんな」は、誰かに、何かを重ねて、そうならない自分を手懐(てなず)ける。


久しぶりに上がった、この行き場のないテンションを、お酒と共に流し込み、落ちる様に眠りにつく。



お酒の残る体には、朝の日差しが釣り針の様に引っかかる。


やれやれ。




【熱海の太陽】


先日の連休で1泊2日の熱海旅行に行ってきたので、熱海について話したかったけど、寝ぼけた早朝6時の露天風呂で見た、海辺に反射する日の出があまりに綺麗だったので、結局太陽の話をしてしまう。


※「ワタシの熱海の好きな所」は、また次回何処かで。


カフカの「異邦人」の感想を一言で言うと、

「ギラギラと太陽が熱い夏の日の事」だ。


いつも太陽は唯一無二で、人を惹きつける力がある。とりわけ、旅先の日の出は特別で、それが温泉に入りながらみれるとなると、こんな旅冥利に尽きる事はない。


生きててよかった。ありがとう。温泉。いつまでも、その温もりを。



穏やかな水面に一筋の光。その光が波に揺れて鱗の様になって輝く。少しづつ登るその赤い光に、ゆっくりとした時の流れを感じる。


こんな、毎日の営みに、実は、これこそ特別と、真逆のおよその普遍に、それを見ている自分の存在を特別だと感じることができる。


あぁ。


遠くに小さな釣り船がみえる。

漁師さんが何かを育てているのか、無数の部位が列になって浮かんでいる。


134号線を一台の車が走っていく。


無意識に当時の曲を口ずさむ。



今年の目標は、ブログを通算100個に到達させる事にしようかな。


ふと、「テーマ」が降ってくる。


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